準決勝
vs ヴェロスクロノス都農
2-2(0-1,2-1)PK 5-4
87′ 緒方歩武
90+1 髙木風ナシーム
劇的な形で予選リーグ首位突破を達成してから2週間。
4年連続全国大会出場の切符を掴むべく、みんなで準備をしてきました。
決して簡単な試合ではないことは覚悟しつつ、ピッチの中で感じ、戦い、絶対に勝つんだという強い気持ちでキックオフの時を迎えます。
スタンドにはたくさんの西南サポーター!
まさに”ホーム”の空気感でした!
序盤は西南の流れで試合は進み、ゴールに期待を持たせるシーンを創り出せましたが、CKから先制点を許してしまいました。
うまくいかないことでピッチ内には徐々に焦りが生まれ、相手にペースを握られる展開に。
大丈夫、まだやれる。
ハーフタイムに気持ちを切り替えて…。
後半は、前線からボールを奪いに行く意識を高めることで相手の攻撃を封じ込め、良い流れを掴みました。
しかしラストのシュートまでいくことができないまま、残り15分。
ゴールへの積極的な姿勢からPKを獲得するもののポストに嫌われ、その直後にCKから2失点目。
精神的にも非常に苦しい状況になりました。
再び相手は勢いづき、下を向きかけそうになる中、なんとか耐え、試合終了間際に再び流れを掴みます。
87分に1点を返すと…
ロスタイムにペナルティエリアに侵入し、シュートのこぼれ球に何度も反応し、最後には強烈な同点ゴールを突き刺し2-2。
運命のPK戦。
西南はキッカー全員が決め、GKが4本目を止めると、5本目にキャプテンがネットを揺らし、最高のエンディングとなりました。
この結果により決勝戦進出及び、12/26(月)~29(木)に大阪・堺にて開催される全国大会への出場が決まりました!
簡単にいかないことは十分に理解していたつもりでした。
しかしこのような試合での残り15分での0-2というスコアは、心が折れてもおかしくない、そんな展開でした。
でも誰一人下を向かなかった。
声を出し続けて、走り続けました。
今シーズン幾度となく味わってきたあのもがき苦しんだ時間が、”ここで終わるわけにはいかない”、”俺らならやれる”、彼らにそう思わせたのだと思います。
これまでの全てのことに意味があり、繋がってきたことが実感できました。
試合後、サポーター挨拶に向かう選手たちには割れんばかりの拍手が送られました。
こんなにも応援されるチームになったんだ、成長したんだと胸が熱くなる瞬間でした。
会場に駆け付けてくれた方々、遠くからパワーを送ってくださった方々…
たくさんの西南FCファミリーの想いを知り、それらをすべて背負うことで彼らは強くなり、最後まで諦めることなく戦い続けることができたと思います。
選手、スタッフにとって忘れられない一日となりました。
支えてくださる皆さまに心から感謝いたします。
本当に応援ありがとうございました。
決勝戦も自分と仲間とサッカーを信じて、楽しみながら、3連覇に向かって走り続けたいと思います。
応援よろしくお願いいたします!!
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九州クラブユース(U-18)Town Club CUP
決勝トーナメント 決勝
11/27(日)
vs Onesoul.C福岡
14:30 kickoff
宇美町総合スポーツ公園
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